アーネスト・ヘミングウェイの新作【日本語版】が発表へ!「新潮」12月号に掲載!

「老人と海」や「エデンの園」などの作品で知られるノーベル賞作家アーネスト・ヘミングウェイ…。

そのヘミングウェイが晩年に書いた未発表の短編小説(日本語版)が掲載されることになりました。

ヘミングウェイとはどんな人物だったのでしょうか?

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新作発表


出典;朝日新聞デジタル

さて、今回日本において発表される新作が何処にあったのか気になるところですが、米ボストンにあるジョン・F・ケネディ図書館に保管されていたそうです。

ヘミングウェイが亡くなったのは今から実に半世紀近く前の1961年のこと。

そんなところに保管されていたのになぜ今まで未発表だったのか不思議ですね。

この作品はヘミングウェイが自殺する5年前の1956年頃に書いた複数の短編のうちの一つだそうで、ヘミングウェイ側の関係者らと交渉した結果、今年の夏にアメリカの文芸誌「ストランド・マガジン」に掲載されたそうです。

タイトルは” A ROOM ON THE GARDEN SIDE “と言い、第2次世界大戦中の1944年8月にナチスから解放されたパリのホテルの一室において、兵士とみられる男たちが酒を飲みながら語り合うと言った内容となっています。

日本語版のタイトルは「中庭に面した部屋」で、ヘミングウェイ研究者で東京女子大名誉教授の今村楯夫氏が翻訳しています。

アーネスト・ヘミングウェイについて


出典;朝日新聞デジタル

アーネスト・ヘミングウェイ…。

この名前は小説など興味がない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

代表作は…

『日はまた昇る』(1926年)
『誰がために鐘は鳴る』(1940年)
『老人と海』(1952年)
『エデンの園』(1986年)

提供;トレポケ!

などがあります。

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私も読んだことがありますが、彼の書いた「老人と海」はあまりにも有名ですよね。

この作品が評価され、1954年にはノーベル文学賞を受賞してます。

ヘミングウェイは6人兄弟の長男として1899年7月21日に誕生。

父親はお医者さんだったようで、賢い家系だったのですね。

何時の頃から文章を書く仕事に執着をはじめたのかは定かではありませんが、高校卒業後の1917年にはカンザスシティの地方紙に見習い記者として就職しています。

しかし直ぐに退職、翌年には第一次世界大戦に赴き重傷を負っています。

退役後はカナダで今度はフリーの記者となり、その後、特派員としてパリに渡っています。

その頃から小説を書き始めたそうですが、行動派の彼はスペインの内戦にも積極的に関わり、小説に反映。

戦争を題材にした『誰がために鐘は鳴る』『武器よさらば』などを書き上げ、当時のハリウッド映画の素材として採用されています。

ノーベル文学賞を受賞した1954年には2度も航空機事故に遭ったにもかかわらず、奇跡的に生還しますが、事故による後遺症により、妄想障害などの精神疾患を患い、1961年7月2日、遺書を残してショットガンで自殺しています。

時代背景や積極的で行動的なヘミングウェイの性格も手伝っているのでしょうけれど、壮絶な人生を送られていますね。

まとめ

実は生前には発表されず、没後に発表されたヘミングウェイの小説は今回が初めてではありません。

過去には

『エデンの園』(The Garden of Eden)1986年発表

『ケニア』(True at First Light) 1999年発表

など、これらを含めた小説3冊、短編集が4冊、ノンフィクション小説3冊が没後に発表されています。

いったいどれだけの小説をヘミングウェイは書き残していたのでしょうか?

11月7日発売の「新潮」12月号において日本で初発表となる” A ROOM ON THE GARDEN SIDE “を読むのも楽しみですが、今後、新たな未発表作品が出てくる可能性もありますので、そちらの方も楽しみですね。

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